ニシノレディー（2014年生、母ヴィクトワール）

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月31日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

9月17日、中6週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

10月23日、中4週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

12月23日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月20日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジャルダンヴェールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

4歳（2018年）

1月21日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月24日、中8週で迎えた10戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

5月13日、中6週で迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の葵特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ミス東スポ2019選考会記念（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた14戦目は、サマーナイト特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた15戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、女郎花特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた16戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、秋冷特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた17戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、千葉よみうりCC 開場40周年記念盃（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた18戦目は、城下町岩槻鷹狩り行列賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、J:COMYY船橋習志野賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、上州和牛賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた21戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5歳（2019年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったユトリチャンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のメモリアルウッドに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のボンジュールヴォレに1馬身1/4の差をつけて断然の支持に応えた。

4月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、ヒナクイックワンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のネオヴァモスをハナ差振り切って4勝目を手にした。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた28戦目は、グリーンマーブル賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（6戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のアナザフォーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月14日、中2週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、スティング賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のドーモスイマセンに3馬身の差をつけて優勝

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、四十八坂賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたサンシャンペーン決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（7戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

9月1日、中1週で迎えた34戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたリンネルクロス決め手に屈してハナ差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、サンシャンペーンに交わされて2馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴォレグラースに交わされて3馬身差の2着に敗北した。