クラウン（1987年生、母ワールドチエリー）

Crown

1987.04.20

クラウン（1987年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコウストンズクラウン（当時13歳）と交配したワールドチエリーが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦6勝。主な勝ち鞍は1992年の一般C。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

11月17日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4歳（1991年）

4月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミタカハタに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月28日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイプロフィットに5馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノムテキに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月24日、中2週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンヒーローに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオニマリコテングに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1992年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイザンハヤブサに半馬身の差をつけて6勝目を収める

2月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。