エムオーワンダー（2005年生、母クリムゾンカラー）

エムオーワンダー（2005年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したクリムゾンカラーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は樫村牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、樫村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月4日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月13日、中5週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月6日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。17頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

10月29日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のピーチグロウをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアネクスペクティドから半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、ユカリンタラナナ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノウイッシュからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2009年）

7月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月9日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた14戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスアカヤネから1馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、豊建設工業特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。