イージースマイル（1994年生、母タイガスマイル）

イージースマイル（1994年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時8歳）と交配したタイガスマイルが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は本巣攻。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦11勝2着1回。1997年の黒潮ダービー(地方重賞)に勝利した他、1997年の黒潮皐月賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

谷力厩舎（高知）へ入厩。

2歳（1996年）

8月18日、デビュー戦は赤岡修次騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンフレームに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（高知ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアメイクンに2馬身半の差をつけて優勝

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（高知ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイージーマウントに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月21日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイージーマウントに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアメイクンに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦5勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の金の鞍賞（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイージーマウントに2馬身半の差をつけて6勝目を収める

3歳（1997年）

1月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーマルゼンに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

3月9日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（8戦7勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若葉特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で赤岡修次騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカタマルエースに3/4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

5月12日、中1週で迎えた12戦目は、瑪瑙特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で赤岡修次騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレオパードに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の黒潮ダービー（高知ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で赤岡修次騎手（12戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアメイクンに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月13日、中4週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のRKC杯（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で赤岡修次騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオウビビアンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月17日、中4週で迎えた15戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で赤岡修次騎手（14戦11勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパープレイから1馬身差の2着となった。

4歳（1998年）

4月19日、約8か月の休み明けで迎えた16戦目は、赤岡町どろめ祭り特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で赤岡修次騎手（15戦11勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は17戦連続で赤岡修次騎手（16戦11勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた18戦目は、長浜特別（高知ダート1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で赤岡修次騎手（17戦11勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月9日、中7週で迎えた19戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で赤岡修次騎手（18戦11勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、中6週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞の黒潮乙女賞（高知ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で赤岡修次騎手（19戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた21戦目は、一般A4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で赤岡修次騎手（20戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般A4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で赤岡修次騎手（21戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。