セルリアンデーゲン（2008年生、母スターライトマリー）

セルリアンデーゲン（2008年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇士（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時6歳）と交配したスターライトマリーが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は越湖ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害5戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の銀河選抜(一般C9)。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月19日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2011年）

8月21日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2012年）

1月9日、中6週で迎えた7戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた8戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

6月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマヤノディアウスをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、銀河選抜（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタケデンイエローを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月9日、中9週で迎えた15戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。