メイショウヒカル（2014年生、母メイショウナゴン）

メイショウヒカル（2014年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光る」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したメイショウナゴンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月8日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3歳（2017年）

4月16日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったメガフレアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

9月22日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバトルピッピに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワーローランに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月16日、中8週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

4歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた10戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

2月25日、中5週で迎えた11戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月26日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマコトシャムロックに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた16戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2019年）

1月26日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた18戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた19戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は森一馬騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月9日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は森一馬騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアディランに1馬身1/4の差をつけて4勝目を手に入れた。