トーアディラン（2013年生、母トーアビバリーヒル）

トーアディラン（2013年2月14日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のカンパニー（当時12歳）と交配したトーアビバリーヒルが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者はトーア牧場。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦はL.オールプレス騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続でL.オールプレス騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3歳（2016年）

5月14日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2017年）

1月21日、中7週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月18日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月18日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウキビバワンダーから3馬身半差の2着となった。

7月22日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプレーモゲレイロから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルシマダイに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月23日、中5週で迎えた20戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤジタイガに3馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

5歳（2018年）

3月10日、約5か月の休養明けで迎えた22戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた23戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中4週で迎えた24戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（10戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた25戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（11戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2019年）

5月18日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウヒカルから1馬身1/4差の2着となった。

7月6日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（13戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた30戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（14戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（2020年）

1月11日、中5週で迎えた31戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（15戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月16日、中4週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（16戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月4日、中6週で迎えた33戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（17戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

8歳（2021年）

4月3日、約12か月の休養明けで迎えた34戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は西谷誠騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた36戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。