オーシンロクゼロ（2021年生、母マーティンオート）

O Shin Rokuzero

2021.05.06

オーシンロクゼロ（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したマーティンオートが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋 陵。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋陵から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会大田慎治によって924万円で落札された。

玉垣光章厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

11月28日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメロディメーカーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミントジュレップに3馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3歳（2024年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスービーズを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦の菊水賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウドノイズを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

5月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の西日本クラシック（園田ダート1870m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったシンメデージーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。