ホーエイヒロコ（1994年生、母ホーエイフアスト）

ホーエイヒロコ（1994年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時9歳）と交配したホーエイフアストが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫宝牧場。戦績は、地方27戦11勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年の東海グローリ(アラ系一般A12 B1)。

経歴

デビュー前

柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1997年）

1月10日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリトライバルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月21日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナキリクインに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーソードに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月29日、中6週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼントウショウからクビ差の2着に甘んじた。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブダービー（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカフレンズから4馬身差の2着となった。

6月23日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオグリラガーから6馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトウブルショワに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月2日、中8週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホルダーリーフに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトウブルショワに5馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

11月20日、中4週で迎えた10戦目は、白川郷特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアスターダルシャンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月16日、中3週で迎えた11戦目は、流葉特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノギャロップに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、ひいらぎ特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノギャロップをアタマ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1998年）

2月12日、中5週で迎えた13戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（11戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストホマレに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月16日、中4週で迎えた14戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（12戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカフレンズから2馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブチャンピオン賞（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた16戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルタカフレンズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中3週で迎えた17戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（14戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゴールデンパレードに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（15戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（1999年）

2月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた19戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、もちの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

5月5日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた24戦目は、グラジオラス（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸二騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンリエリートからアタマ差の2着に甘んじた。

7月29日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、酒壷特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸二騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2000年）

1月10日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg絞って迎えた26戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた27戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの桃花特別（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。