ツルギセイコー（2003年生、母セイコークリヒメ）

ツルギセイコー（2003年1月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「剣山より（徳島県）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したセイコークリヒメが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

7月22日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

4歳（2007年）

7月26日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったポップスターからアタマ差の2着に甘んじた。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスティニーキーからクビ差の2着に甘んじた。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた8戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた9戦目は、AIR-G’開局25周年賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5歳（2008年）

5月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた10戦目は、三笠の鶏醤賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

6月18日、中4週で馬体重を前走から30kg絞って迎えた11戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。