ヤマニンウリエル（2015年生、母ヤマニンギモーヴ）
Yamanin Uriel
2015.04.01
ヤマニンウリエル（2015年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『神の光』の意味をもつ天使」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンセラフィム（当時16歳）と交配したヤマニンギモーヴが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2020年の三浦すいか特別(一般B2二 B3一)。
経歴
デビュー前
黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2018年）
3月11日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
3月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。
5月26日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
8月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。
10月15日、中7週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の木の実賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアカネコントレイルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月26日、中5週で迎えた6戦目は、出会って8年美緒ちゃん幸せありがとう記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダノンキャンディに6馬身の差をつけて優勝
12月17日、中2週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ゆがわら戦隊ゆたぽんファイブカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、ノーティインパクトにクビ差交わされて2着に甘んじた。
4歳（2019年）
1月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のラーケンに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
4月3日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、三ちゃん食堂杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターシーバスを自慢の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。
5月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、薄暑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
6月10日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
7月2日、中2週で迎えた12戦目は、キュンとするまち。 藤沢杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したヴィガーエッジを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
9月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、ヴァーゴ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。
10月22日、中4週で迎えた14戦目は、腰越特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナスノフラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。
11月19日、中3週で迎えた15戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた16戦目は、チャーチルダウンズ杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
5歳（2020年）
1月1日、中1週で迎えた17戦目は、初夢賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
1月27日、中3週で迎えた18戦目は、かながわグルメフェスタ2020in厚木杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桜井光輔騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
5月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、藤特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
6月8日、中3週で迎えた20戦目は、桔梗特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
6月29日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の風待月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた22戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルーレットスピナーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。
8月7日、中2週で迎えた23戦目は、立秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。
9月2日、中3週で迎えた24戦目は、オーガスト特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
9月15日、中1週で迎えた25戦目は、涼秋特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
9月29日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の招き猫特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた27戦目は、薄紅葉特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
11月10日、中3週で迎えた28戦目は、時雨空特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた29戦目は、アイオロス特別（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
12月14日、中1週で迎えた30戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、湯河原梅林特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
6歳（2021年）
1月2日、中2週で迎えた31戦目は、時計修理のクイック新春記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
4月23日、中3週で迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、卯の花月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。
5月3日、中0週で迎えた34戦目は、いるか特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた35戦目は、開成町特別（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた36戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、梅雨明かり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた37戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、風林火山賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
7月31日、中2週で迎えた38戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
8月10日、中0週で迎えた39戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた40戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、村雨特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた41戦目は、日和風特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。