ラーケン（2014年生、母スズカグレイス）
Laken
2014.03.19
ラーケン（2014年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ベルギーの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したスズカグレイスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は稲原牧場。2019年の時計修理クイックリニューアルオープン記念(一般C1 牝)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2017年）
1月7日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。
4月9日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
5月6日、中3週で迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
7月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
8月24日、中4週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハドロサウルスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月12日、中2週で迎えた6戦目は、森と湖の里ふれ愛館1周年賞（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた7戦目は、JAびらとりゆめぴりか賞（門別ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月14日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。
4歳（2018年）
1月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
1月30日、中3週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームフェアに7馬身の差をつけて2勝目を手にした。
3月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンジェーヌを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
6月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったキャプテンヴォーグに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
7月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた16戦目は、魔法専門学校創立15周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
8月21日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったカレリアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
9月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームマオに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月15日、中4週で迎えた19戦目は、愛川町観光キャラクターあいちゃんカップ（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。
11月5日、中2週で迎えた20戦目は、楓賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
11月29日、中2週で迎えた21戦目は、やまなみ五湖「奥相模湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったビジネススマートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
5歳（2019年）
1月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったヤマニンウリエルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
1月28日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のスノーフレーク賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
6月13日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアフロディーテ賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦の中島中盛会たなばた夕市賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のウォルプタスを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。
7月19日、中1週で迎えた27戦目は、PAN馬部今年もやるぞVol.6（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月22日、中4週で迎えた28戦目は、牝馬限定オープンの時計修理クイックリニューアルオープン記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。
9月4日、中1週で迎えた29戦目は、（株）よみうりランド創立記念杯（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したエクセレンワールドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
9月26日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C1（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
10月21日、中3週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦のヴェルザンディ賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（14戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた32戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアストレア賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた33戦目は、大雪特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
6歳（2020年）
1月1日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦の伊耶那美賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
1月29日、中3週で迎えた35戦目は、昇龍特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（15戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったブルベアヴェルデに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。