ウエスタンブルドン（1987年生、母ウエスタンコジロー）

ウエスタンブルドン（1987年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウエスタンジョージ（当時11歳）と交配したウエスタンコジローが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中静一。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の薫風特別(C2三)。

経歴

デビュー前

田中正隆厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1990年）

10月12日、デビュー戦は田邊陽一騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は425kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月7日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田邊陽一騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサイクルズボーイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1991年）

1月7日、中1週で迎えた4戦目は、5歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田邊陽一騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノハッピーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

2月10日、中4週で迎えた5戦目は、5歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田邊陽一騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、5歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田邊陽一騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイナズマパワーをクビ差制して優勝

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田邊陽一騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテユデナムクインに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月15日、中4週で迎えた8戦目は、鷹取山特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田邊陽一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田邊陽一騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウハイフラワーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月3日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で田邊陽一騎手（9戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田邊陽一騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で田邊陽一騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月26日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、加納龍生騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加納龍生騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加納龍生騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で加納龍生騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワダクイーンから2馬身差の2着となった。

5歳（1992年）

1月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加納龍生騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローマンボーイに3/4馬身の差をつけて6勝目を手にした。

2月9日、中3週で迎えた18戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1993年）

5月11日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2九 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトートベストに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

6月3日、中2週で迎えた20戦目は、薫風特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタジロに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中3週で迎えた21戦目は、雷門特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコガネグラスから3馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月3日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。