フールハーディー（2006年生、母スイートデヴィアス）

フールハーディー（2006年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「無鉄砲。いけいけどんどん」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時14歳）と交配したスイートデヴィアスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2 13。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白瀬明から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、白瀬明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、BOBOSによって525万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月28日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月21日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月8日、中6週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月20日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月26日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた13戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月4日、中3週で迎えた15戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カイシュウハーレーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

1月9日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックトーマスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

1月16日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカノヤキラリに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた19戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲトノリを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3月13日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったブレークダンスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のローズタトゥに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月15日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で清水裕一騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で清水裕一騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で清水裕一騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。