アヴォカド（2018年生、母アップライジング）

経歴

デビュー前

1歳のとき、芳住鉄兵から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小田吉男によって410.4万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月4日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月15日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2021年）

1月9日、中2週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた6戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての8番人気で大外17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

4月11日、中8週で迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったテーオーエルサにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた9戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月25日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた14戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケマルルーチェに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた17戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のメイショウシュートに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月15日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。