ランスターコバン（1986年生、母マークリレオ）

ランスターコバン（1986年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルタタン（当時20歳）と交配したマークリレオが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦5勝。主な勝ち鞍は1990年のいて座特別(C2一)。

経歴

デビュー前

鈴木冨士雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1988年）

9月21日、デビュー戦は西川栄二騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月2日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1989年）

3月5日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスキソジに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1990年）

3月13日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハイブレーブに3馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

4月13日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川栄二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌワールドをハナ差制して制した。

4月22日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西川栄二騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた7戦目は、木場特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川栄二騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、いて座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノカムイオーに2馬身の差をつけて制した。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は西川栄二騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサスイセイをハナ差制して1着ゴールを果たした。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、サタデーナイト特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、カシオペア座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5歳（1991年）

1月20日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。