マロンデザート（2003年生、母ブイマロン）

マロンデザート（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時9歳）と交配したブイマロンが14歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦3勝2着4回。2006年の大空町誕生記念芝桜まつり特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

8月10日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のルヴェドゥソレイユに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のホテル四季の風特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月10日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦の門別ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2006年）

4月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、3歳オープンの大空町誕生記念芝桜まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグマウスから6馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、3歳オープンの端午特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月19日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のケイショウコバンをクビ差制して勝利を手に入れた。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2007年）

4月19日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般D1-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、小平健二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイビーウインから2馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

6月26日、中1週で迎えた19戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、様似町「アポイ火まつり」特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、シータス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた24戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、十勝ワイン特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた25戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、SJT第1戦シルバースパー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた26戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

5歳（2008年）

4月30日、約6か月の休み明けで迎えた27戦目は、JAひだか東いちご特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

5月15日、中1週で迎えた28戦目は、K’Sガーデン特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したポエラヴァを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた29戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた30戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた31戦目は、丘のまちびえい特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンキングからクビ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた32戦目は、シグナス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

8月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、サウスヴィグラス賞（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月4日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた34戦目は、荻伏軽種馬生産振興会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月2日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた35戦目は、ガニメデ特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた36戦目は、カムイの杜特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユメノナカニをクビ差制して久々に白星を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた37戦目は、浦河町獣医師会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた38戦目は、輝け日高胆振農業杯特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。