タニノエクセレント（2001年生、母タニノシスター）

タニノエクセレント（2001年6月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したタニノシスターが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、地方19戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2004年）

11月9日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマックスオネスティを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリームタイキに4馬身の差をつけて制した。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るライコウナイーブを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒトミノカガヤキに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（2005年）

1月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノダカーポにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

2月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイントレッドに3馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

3月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C4-2（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るルシエルブルーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアドマイヤムテキを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って優勝

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、サンテレビ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、相生ぺーロン祭特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（10戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミデオンスネークに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、豊岡・ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（11戦7勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた14戦目は、海と空に出会える島家島特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（12戦7勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

11月2日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（13戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5歳（2006年）

1月11日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた19戦目は、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。