タイフォース（1993年生、母タイグローリー）

タイフォース（1993年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時8歳）と交配したタイグローリーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方47戦6勝2着9回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1(ハンデ)。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた2戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月6日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ニ（三条ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた13戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノキャプテンから2馬身差の2着となった。

12月30日、中3週で迎えた14戦目は、4歳C3イ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1997年）

5月25日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C6ロ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダービージェスターをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山ノ井良浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山ノ井良浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセノエワールドから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山ノ井良浩騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイラブゴールドに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月18日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、一般C3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャロンアルファから2馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（12戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピーペガサスから1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、連闘で迎えた25戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1998年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた29戦目は、一般C3イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（14戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月12日、連闘で迎えた30戦目は、ハンデ戦の一般C3（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（17戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキッポーライジンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山ノ井良浩騎手（18戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山ノ井良浩騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山ノ井良浩騎手（20戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレッシュエアーから2馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山ノ井良浩騎手（21戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロデカスガに1馬身半の差をつけて優勝

10月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山ノ井良浩騎手（22戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた38戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクラデリーからクビ差の2着に甘んじた。

11月3日、連闘で迎えた39戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（23戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月15日、中1週で迎えた40戦目は、騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドリュウジンに半馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月12日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（24戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月23日、中1週で迎えた43戦目は、騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた44戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1999年）

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた45戦目は、一般B3ニ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（25戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（26戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた47戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（27戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、中3週で迎えた48戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントレオからアタマ差の2着に惜敗した。

6月9日、連闘で迎えた49戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワクリエイトに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月27日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の千曲川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（28戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた51戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（29戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェアリーシーンからクビ差の2着に惜敗した。

7月28日、中1週で迎えた52戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（30戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた53戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（31戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた54戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（32戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブショウグンから2馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた55戦目は、一般B3ニ（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山ノ井良浩騎手（33戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた56戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山ノ井良浩騎手（34戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた57戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山ノ井良浩騎手（35戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。