ペルセウステソーロ（2018年生、母ジャニュアリージョーンズ）

ペルセウステソーロ（2018年3月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「ペルセウス座+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のSpeightstown（当時20歳）と交配したジャニュアリージョーンズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月23日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3歳（2021年）

1月17日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のヒルノエルニドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、一般C34 C41（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、本日楽天競馬で10%還元特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、様似観音山公園賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したトゥルカナに半馬身届かず2着となった。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、ミルクランド北海道賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、門別ししゃも祭り特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、ハクチョウソウ特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22 C31（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したゴールデンマリアにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、ダイモンジソウ特別（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャイニングルキアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月22日、中6週で迎えた16戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、シンビジウム賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月13日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスパークリングアイを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

2月15日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、しだれ桜賞（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

デビュー前

渡瀬寛彰厩舎（兵庫）へ入厩。

4月13日、デビュー戦は鴨宮祥行騎手を鞍上に据えて、4歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。9頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月12日、中5週で迎えた21戦目は、4歳以上C1 C2（園田ダート820m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月8日、連闘で馬体重を前走から9kg戻して迎えた24戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、C3 4歳以上（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルックブルックスをハナ差振り切って久々の実戦をモノにした。

2月1日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた30戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、スズラン賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したコイビトミサキにクビ差届かず2着となった。