スキニチーノ（2017年生、母ハチノヨウニサス）
Skiniccino
2017.02.23
スキニチーノ（2017年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スキムミルクを用いたカプチーノ。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時11歳）と交配したハチノヨウニサスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はミルファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳。
経歴
デビュー前
石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
7月20日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。
9月16日、中7週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。
9月22日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
12月28日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。
3歳（2020年）
3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、マキリに交わされて6馬身差の2着に敗北した。
3月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナックライオンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したミライヘノトビラを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
5月21日、中1週で迎えた10戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったムーランアジュールにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の新型コロナ対策医療従事者支援レース（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月10日、中7週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトップジージョを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
9月9日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のワショウに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。
9月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、カントナに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
10月22日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
11月27日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
12月24日、中3週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
4歳（2021年）
1月7日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
2月3日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
3月31日、中7週で迎えた21戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
5月12日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。
6月2日、中2週で迎えた23戦目は、足袋蔵のまち行田賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
7月1日、中3週で迎えた24戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
7月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C3八九（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。
8月23日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
9月22日、中3週で迎えた27戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。
10月19日、中3週で迎えた28戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。
11月22日、中4週で迎えた29戦目は、埼玉県畜産懇話会長賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
12月22日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。
5歳（2022年）
1月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。
6月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
6月27日、中3週で迎えた33戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3十一十二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。