ロイヤルソード（2015年生、母ルスナイオブカラー）

ロイヤルソード（2015年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王家の剣」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時18歳）と交配したルスナイオブカラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般B2六。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

7月15日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月23日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったボナリーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュネッラーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アンシンカブルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のメイショウヴァルスを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

11月18日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、アースグロウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

3月21日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミリノカイザーをアタマ差振り切って断然の支持に応えた。

4月3日、中1週で迎えた9戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、くま・みほちゃん結婚おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のハテをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月12日、中3週で迎えた11戦目は、一里野まんぷくりんまつり（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は兼子千央騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。