ダイヤモンドブレス（2001年生、母Thruthelookinglass）

ダイヤモンドブレス（2001年2月5日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「ダイヤモンドの息」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のVictory Gallop（当時6歳）と交配したThruthelookinglassが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月25日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

3歳（2004年）

5月5日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳オープンの皐月特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月14日、中9週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。

8月31日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のガッドジーンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコンスラッガーに3馬身の差をつけて制した。

11月15日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウリスペクトから2馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月16日、中6週で迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

3月6日、中6週で迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

9月28日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。