トウコンスラッガー（2001年生、母メルヘンマジョ）

トウコンスラッガー（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「闘魂スラッガー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時15歳）と交配したメルヘンマジョが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般C2。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月5日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は534kg。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月11日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

9月19日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフレイミングスカイをハナ差制して初白星を挙げた。

10月24日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤモンドブレスから3馬身差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイドウイングスからクビ差の2着に甘んじた。

11月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた12戦目は、磐井川特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスタートビットからアタマ差の2着に甘んじた。

12月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヌウアヌパリから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

4月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のノムラセイランオーをアタマ差振り切って2勝目をゲットした。

7月11日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で須田英之騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で須田英之騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。