ブレイドウイングス（2001年生、母バブルウイングス）

ブレイドウイングス（2001年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「刀のような翼」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時6歳）と交配したバブルウイングスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の賞金ハンデレース(一般C2)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月7日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2004年）

8月21日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた4戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた5戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクメッサーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコンスラッガーをクビ差制して2勝目を手に入れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスオズマから2馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエーエスホープに3/4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

12月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（5戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたカントリーベスト決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた19戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビューティコロナを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた22戦目は、賞金ハンデレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた23戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（15戦3勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒメツバキを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

9月10日、中2週で迎えた24戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、賞金ハンデレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（17戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

11月20日、中7週で迎えた26戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（18戦4勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（19戦4勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5歳（2006年）

1月8日、連闘で迎えた29戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。