パンプキンアリス（2005年生、母パンプキンブリッジ）

パンプキンアリス（2005年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「かぼちゃ＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時12歳）と交配したパンプキンブリッジが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方42戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月19日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ヒシオフェンスにクビ差交わされて2着となった。

2月9日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月31日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

9月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

12月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、ブンビーさんがんばれ!記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、クールブルーに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた14戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したイズミプリンスを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、千夏ちゃん結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定戦の浜名智史・綾子結婚記念（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月4日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた24戦目は、祝丹羽亜紗美誕生日婚約記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた27戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた30戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1300m 小雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、東せつな賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた34戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた35戦目は、牝馬限定戦の田中幸太一大決心記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた37戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた39戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C8（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた40戦目は、牝馬限定の一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月29日、約3か月の休養明けで迎えた41戦目は、コジロブログチャレンジカップ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた42戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本茜騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（17戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月8日、連闘で迎えた45戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6歳（2011年）

1月1日、中2週で迎えた46戦目は、あけおめ!月影ゆり賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（18戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた47戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（19戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。