オレンジスーツ（2005年生、母ラクリス）

オレンジスーツ（2005年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「帰還時に宇宙船内で着る与圧服」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時11歳）と交配したラクリスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦4勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C10。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月6日、デビュー戦は草野太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

11月8日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4歳（2009年）

2月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2 22（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセトウチモモタローに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2-20（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェイバリットに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月12日、中4週で迎えた5戦目は、一般C13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラブイズマイウエーに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C10（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローズブーケをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月7日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、高知・福山連携いろは丸シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

7月20日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、一般C9（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。