アキノブリーズ（1995年生、母カリビアンブリーズ）

Akino Breeze

1995.05.30

アキノブリーズ（1995年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時11歳）と交配したカリビアンブリーズが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は秋葉 敏治。戦績は、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C3三イ。

経歴

デビュー前

玉井等厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1998年）

11月27日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシアトルスピードに詰め切れず、約16馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（1999年）

1月26日、中5週で迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のセイウントウカイを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、ハンデ戦の下総特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた5戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3九（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3六（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3六（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったゴライカイソクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のミルリアピアを半馬身振り切って優勝

5歳（2000年）

2月15日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のハヤブサロックに1馬身半の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3五六（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月20日、約8か月半の休み明けで迎えた13戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のチーマに1馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

6歳（2001年）

1月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。