ターフェルムジーク（2015年生、母アルメーリヒ）
Tafelmusik
2015.05.15
ターフェルムジーク（2015年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「祝宴や饗宴で演奏されることを目的とした音楽形式」。毛色は鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時6歳）と交配したアルメーリヒが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス(牝)。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。
渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
10月9日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。
12月17日、中9週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。
3歳（2018年）
1月13日、中3週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
5月5日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
5月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。
7月29日、中8週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。
9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のコロンバスデイに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4歳（2019年）
1月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。
2月3日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。
6月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。
6月23日、連闘で迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
7月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
8月3日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアドマイヤアルパマを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。
8月25日、中2週で迎えた15戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2019ワールドオールスタージョッキーズ第4戦（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月31日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの日高特別（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。
12月22日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのノエル賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
5歳（2020年）
1月26日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの壇之浦特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた19戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの太宰府特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
6月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの洞爺湖特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの松前特別（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズカロングを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
7月18日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのかもめ島特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したレッドフィオナを差し切れず、1馬身半差の2着となった。
8月16日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの藻岩山特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
8月30日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの支笏湖特別（札幌芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
9月5日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。
12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川吉洋騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。