レッドモンスーン（1988年生、母ベテイオンワード）

レッドモンスーン（1988年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロングリート（当時9歳）と交配したベテイオンワードが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（1991年）

3月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネフィーユを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のこでまり賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エメラルドセクレに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4歳（1992年）

7月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。