ザオールンルン（2000年生、母ソレイユルンルン）

ザオールンルン（2000年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時16歳）と交配したソレイユルンルンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宇部義勝。戦績は、地方13戦2勝2着2回。2002年の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞(地方重賞)で2着に入った他、2002年の2歳優駿若駒賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柳沼幸男厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

7月29日、デビュー戦は関本秀幸騎手を鞍上に据えて、2歳A3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセキノビクトリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の川口高校3年生チャレンジトロフィー（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジャストアイスに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月10日、中6週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の2歳優駿若駒賞（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカガリボーイからハナ差の2着に甘んじた。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、カガリボーイにハナ差交わされて2着となった。

3歳（2003年）

5月5日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳地方重賞のさつき賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本秀幸騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

4歳（2004年）

1月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5歳（2005年）

1月4日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

2月22日、中6週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C2四以下（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

3月18日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた13戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。