メジロダイスラー（2000年生、母メジロキャバリア）

メジロダイスラー（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サッカー選手名（ドイツ）」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したメジロキャバリアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、地方34戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3歳（2003年）

1月26日、中9週で迎えた5戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、勝ったツルマルヨカニセにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

3月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

6月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

9月21日、中5週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったニシノニチリンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

12月13日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2004年）

1月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、大寒特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた16戦目は、立春特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた18戦目は、モクレン特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリエントヒーローから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた20戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた21戦目は、春風賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、アイリス特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクミショットガンから半馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた24戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中7週で迎えた25戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、サードニックス賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（10戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた28戦目は、みかぼ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイボスから1馬身半差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた29戦目は、オパールカップ（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、雷神賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた31戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（14戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた32戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイスプリンターから3/4馬身差の2着となった。

12月19日、中3週で迎えた33戦目は、ディセンバーカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた34戦目は、師走賞（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（16戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2005年）

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた35戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、サクラローレル賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた36戦目は、ムタファーウエク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた37戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた38戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた39戦目は、北海道レーシングセンター特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた40戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた41戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた42戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ダージー賞（旭川ダート2100m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた44戦目は、JAめむろメークイン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた45戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月12日、中1週で迎えた46戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、ミモサ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた48戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。