ニューホライゾン（2020年生、母エレガンテヴィータ）

ニューホライゾン（2020年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したエレガンテヴィータが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2022年の九州ジュニアチャンピオンオープ(地方重賞)で3着に入った他、2023年の佐賀若駒賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2022年）

5月15日、デビュー戦は竹吉徹騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカゼヒナタに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフェニックス賞チャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の日本最大の湖「びわこ」賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミヤノウッドリーに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオンオープ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中9週で迎えた12戦目は、3歳戦の古伊万里賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（12戦2勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（13戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のSAGAリベよかろーもん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹吉徹騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したフミタツエンペラーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の佐賀ユースカップ（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月19日、中7週で迎えた19戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマースター賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモルフェアセーラを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

9月10日、中2週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西日本ダービー（佐賀ダート2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた21戦目は、秋天賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた22戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた23戦目は、ブイチューバーあでぃぐる爆誕記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた24戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったクールボスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた25戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、朔風賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムサンローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

12月3日、連闘で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったヴィアスパークルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた27戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エイシンペトラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた28戦目は、七福神賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（17戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた29戦目は、冬牡丹賞（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（18戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた30戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、節分賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったグラシアスゼロに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、リリーバローズにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月2日、中1週で迎えた32戦目は、アクアマリン特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、アンパトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた33戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、長崎街道大村宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた34戦目は、エイプリル特選（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた35戦目は、長崎街道黒崎宿特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。