セブンチャンピオン（2002年生、母カブラドール）

セブンチャンピオン（2002年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋チャンピオン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローゼンカバリー（当時9歳）と交配したカブラドールが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福田富晴。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦1勝2着3回。2004年のオークス（優駿牝馬）(牝地方重賞)で2着に入った他、2004年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月18日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエンドレスワルツに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月22日、中4週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスワールド賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのアドマイヤベガ賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったフリートアピールから1馬身半差の2着となった。

11月23日、中5週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサティスジョオーに半馬身届かず2着となった。

3歳（2005年）

1月24日、中3週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビービーレアルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

4月13日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。