キタノマジェスティ（1999年生、母サクラサクラ）

キタノマジェスティ（1999年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヒシアリダー（当時9歳）と交配したサクラサクラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、地方41戦2勝2着3回。2001年の中京盃(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、曽田農園から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、古屋守朗によって420万円で落札された。

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2001年）

6月25日、デビュー戦は倉地学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノホープから1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウイングスターに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノホープからハナ差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の美濃菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2002年）

2月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の水仙特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

5月9日、中1週で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月1日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の朝顔特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1690m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

4歳（2003年）

1月14日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、恵比寿特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた21戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、桂浜特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、タカオテイオーに半馬身交わされて2着となった。

3月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた23戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハクヨウセイザンを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

5月18日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1六（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1三四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5歳（2004年）

3月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた33戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（11戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月20日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（12戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（13戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月6日、中0週で迎えた39戦目は、足立区特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（15戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた40戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、新涼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた41戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。