ビッグゴーゴー（2008年生、母ラックチケット）

ビッグゴーゴー（2008年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋行け行け」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時20歳）と交配したラックチケットが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は今井秀樹。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年のさざんか賞( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今井秀樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月9日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月27日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい17着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

10月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のビーマイアズサをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月18日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアルファパラディスに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4歳（2012年）

9月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた12戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた17戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2013年）

1月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のアオサギ賞（船橋ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったプリンセスドリームにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月15日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた22戦目は、爽春スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた23戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったシルクトレジャーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月29日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦のバーベナ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3四五イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

8月19日、中8週で迎えた26戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンオンワードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3三（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。