ミュージカルボーイ（2005年生、母ミュージカルクイン）

ミュージカルボーイ（2005年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋少年」。毛色は鹿毛。種牡馬のムタファーウエク（当時9歳）と交配したミュージカルクインが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ジィワンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月23日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月11日、中6週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3歳（2008年）

1月6日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、クリスタルウイングに半馬身交わされて2着となった。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

6月7日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（6戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

10月14日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、知床岬賞（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月25日、中5週で迎えた14戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、土山建設特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた18戦目は、荒尾ふれあい朝市賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。