ゴールドバリオス（2013年生、母アムールエテルネル）

ゴールドバリオス（2013年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金（毛色より連想）＋ギリシャ神話に登場する神馬」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時21歳）と交配したアムールエテルネルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ビクトリーファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害2戦0勝、地方15戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年のGateway Summer Dirt(一般B2四)。

経歴

デビュー前

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

6月26日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

8月2日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月25日、中7週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンビューチを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2八（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャスールニングに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、河北潟ふれあいフェスタ特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシュガーラブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1三（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドゥスールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シャスールニングにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月23日、中0週で迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B2八（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディームーンを豪脚でクビ差だけ差し切って4勝目を収める

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、寒椿特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（7戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヤジョワイユに7馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月3日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた14戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアノタメニに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、Gateway Summer Dirt（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（10戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミラボーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた16戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

5歳（2018年）

1月21日、中4週で迎えた18戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月11日、中6週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。