エイシンセンジン（1996年生、母エイシンツルカメ）

エイシンセンジン（1996年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したエイシンツルカメが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害7戦1勝2着1回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月9日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月31日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた11戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2000年）

1月23日、中3週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月20日、中3週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた14戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラキントウンから1馬身1/4差の2着となった。

3月26日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツオペラをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた16戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた17戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は常石勝義騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5歳（2001年）

4月1日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の佐々木竹見&東海オールスタージョッキー（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた19戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般B7 B1-0（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。