フラリオナ（2018年生、母ラカ）
Hula Liona
2018.05.21
フラリオナ（2018年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「踊り(ハワイ語)+ライオン(ハワイ語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時12歳）と交配したラカが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回。2020年のききょうステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。
武幸四郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
8月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は414kg。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したエイボンクリフに半馬身届かず2着となった。
8月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はルースと並んで1着同着となった。
10月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したポールネイロンにクビ差届かず2着となった。
12月13日、中9週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。
3歳（2021年）
3月21日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
8月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。
8月22日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
10月30日、中9週で迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったギャラクシーエッジにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
12月19日、中6週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
4歳（2022年）
2月13日、中7週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた12戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた13戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。
6月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの恵山特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。
7月2日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。
7月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
8月6日、中1週で迎えた17戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。
10月29日、中8週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
11月19日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。
5歳（2023年）
1月14日、中7週で迎えた21戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。
3月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。
4月29日、中5週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
5月13日、中1週で迎えた24戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの三国特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
5月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。
8月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、3歳以上1勝クラスの筑紫特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。
9月2日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
10月1日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したモズロックンロールにアタマ差届かず2着となった。
10月29日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
2023年11月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。