バイオテクノロジー（1988年生、母エリモゼダーン）

バイオテクノロジー（1988年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時21歳）と交配したエリモゼダーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は大和牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方42戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月24日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月21日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（3戦0勝）。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4歳（1992年）

4月19日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた15戦目は、一般D2ホ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールシイバーから3馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた21戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた24戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1993年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のソーエーアサカゼに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月16日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた30戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた31戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた32戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で手島勝利騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた33戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた36戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた37戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた38戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中6週で迎えた39戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1994年）

1月4日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた43戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウカツラに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月31日、連闘で迎えた44戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた45戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた47戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠田敏勝騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた48戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた50戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月22日、連闘で迎えた53戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠田敏勝騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。