パインバレー（2001年生、母サンライズドーター）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村和夫から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、松浦仁によって525万円で落札された。

2歳（2003年）

9月15日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェザーフォンテンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の野菊特別（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3歳（2004年）

3月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキタノウルフに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のあやめ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり4着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、エアーブロッコに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月17日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポインセチア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4歳（2005年）

6月2日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のブルードンに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月30日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったネオハイエステイトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（13戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、イシノサスペンスにハナ差交わされて2着に惜敗した。

8月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったゴールドハートに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（16戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた22戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月12日、中6週で迎えた23戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた24戦目は、祝勇・和子結婚38周年記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた25戦目は、旨い・卵かけご飯推進記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土田龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた26戦目は、蓮根の酒大賀発売記念竹扇賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土田龍也騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた27戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月20日、中0週で迎えた28戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた29戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリアーストーンに交わされて1馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた30戦目は、一般B5（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた31戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた33戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた34戦目は、もも子ナイスカップ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた35戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた36戦目は、聖子ちゃん誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた37戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた38戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。