フォークスグローブ（2012年生、母アネモティス）

フォークスグローブ（2012年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「妖精の手袋」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時11歳）と交配したアネモティスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

3月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月16日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったナナイロボタンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月13日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラックアサインに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

10月31日、中7週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月12日、中5週で迎えた6戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

4歳（2016年）

3月26日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。