リヴォリ（2019年生、母ラリズ）

Rivoli

2019.02.11

リヴォリ（2019年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリアのトリノ圏の地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したラリズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって7,128万円で落札された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月8日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィニッシュムーヴに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月13日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

10月29日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、6着に終わった。

12月4日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたコズミックフロスト決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2023年）

2月19日、中8週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい18着に敗れた。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

7月9日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスのタイランドカップ（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

2023年7月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。