タイランドカップ

レース展開

リヴォリが馬群を引っ張る形、半馬身差の2番手にペイシャフラワーが取り付く

リヴォリが敢然と端を奪い、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にペイシャフラワーが続く。そのあと、ユメハハテシナクが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはスズハローム、ツッチーフェイス、メイショウカゼマチら3頭。その1馬身後ろ、レッドテンペストとバレルは中団やや前。グランデサラスは中団馬群の真ん中を追走。サイモンオリーブとドリアードは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、セイバートゥース、シャランガーナ、ピースキーパー、サクらが12番手。少し離れて、後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはエーデルサンライズ。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはロードリライアブル。少し離れたシンガリにダノンアーリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タイランドC、スズハロームが能力の差を示すかの様な強い内容で休養明けの一戦を物にする

先頭はリヴォリでリードは体半分。2番手にペイシャフラワーが続く。そのすぐ後ろ、ユメハハテシナクが3番手。1馬身離れて、スズハローム、ツッチーフェイス、メイショウカゼマチらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいた1番人気のスズハロームが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利した。2着には、12番手の位置から見事な伸び脚で驀進したサクが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、2番手の位置から天性の闘志でゴールまで力闘したペイシャフラワーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた14番人気のロードリライアブルが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたツッチーフェイスが食い込み、さらにそこから1馬身差の6着には2番人気のレッドテンペストが入った。