イブンパスザン(1994年生、母パスザダイス)

Ibn Pass Zan

1994.03.27

イブンパスザン(1994年3月27日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイブンベイ(当時10歳)と交配したパスザダイスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は(有)山際牧場。戦績は、地方33戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の4歳。

経歴

デビュー前

林正人厩舎(船橋)へ入厩。

3歳(1997年)

5月9日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、4歳船橋ダート1200m 曇/不良)に出走。馬体重は461kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノパトラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンアイゼンに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

6月26日、中3週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手(1戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた6戦目は、4歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手(2戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリミツキネンから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳(1998年)

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、5歳船橋ダート1600m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手(3戦0勝)。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のリキサンダーバンをハナ差振り切って3勝目を収める

2月11日、中4週で迎えた8戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五船橋ダート1600m 晴/良)に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四五川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手(4戦1勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2五船橋ダート1600m 晴/良)に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

6月25日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C2三船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、ホクトクローバーにクビ差交わされて2着となった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手(1戦0勝)。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2三船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手(2戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、ブルーライト特別大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手(3戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月21日、中7週で迎えた15戦目は、一般C2三船橋ダート1600m 雨/良)に出走。鞍上は5戦連続で湯浅淳一騎手(4戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2四船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で湯浅淳一騎手(5戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2浦和ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は7戦連続で湯浅淳一騎手(6戦0勝)。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2三船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で湯浅淳一騎手(7戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5歳(1999年)

1月15日、中3週で迎えた19戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2高知ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた20戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2高知ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた21戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2高知ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた22戦目は、川江光司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3高知ダート1400m 晴/重)に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた23戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3高知ダート1400m 雨/不良)に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスポーツマンに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

4月3日、中1週で迎えた24戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1高知ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-1高知ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は花本正三騎手(1戦1勝)。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-1高知ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は徳留康豊騎手(1戦0勝)。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-1高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手(2戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた28戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1高知ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた29戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2高知ダート1400m 晴/不良)に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2-2高知ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は徳留康豊騎手(3戦0勝)。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた31戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1金沢ダート1400m 曇/重)に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般C1金沢ダート1400m 晴/重)に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は江下英昭騎手(1戦0勝)。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。