ブルーカフェ（2007年生、母ファーストブレイク）

ブルーカフェ（2007年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時10歳）と交配したファーストブレイクが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中央牧場。戦績は、地方13戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のハッピーエンド特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中央牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

12月18日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソールタウンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

1月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月23日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のミスアヤをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のバンドネオンに1馬身の差をつけて制した。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、山茶花特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトーセンラフィットに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、浦島特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったセンゲンコスモに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中2週で迎えた10戦目は、SPAT4×楽天銀行賞 IN川崎（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったイケノナインをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月15日、中3週で迎えた11戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフジスペシャルに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4歳（2011年）

7月6日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、彦星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた13戦目は、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（8戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。