フレームツリー（2000年生、母パラダイスリラ）

フレームツリー（2000年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「南洋桜」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時12歳）と交配したパラダイスリラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のセントポーリア特別。

経歴

デビュー前

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2003年）

9月29日、デビュー戦は菅原幸弘騎手を鞍上に据えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズゼータから3馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユメノチャンスに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジェミースマイルに7馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月16日、連闘で迎えた4戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のレオセレーネに4馬身の差をつけて3勝目を収める

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のセントポーリア特別（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原幸弘騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジェーピーバトルに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月27日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原幸弘騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムティニシキから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

4月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原幸弘騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、男鹿特別（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で菅原幸弘騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボロナイビューティに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定オープンのエレガンスカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた12戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。