ユメノチャンス（2000年生、母ブルックシラオキ）

ユメノチャンス（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋好機」。毛色は鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時13歳）と交配したブルックシラオキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は酒井清。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井清から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月23日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のナティーレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレームツリーから約12馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッショウカミカゼからクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中3週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 雪/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、連闘で迎えた13戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニイヤマナイスガイに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイタズラセンニンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月25日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサスガデスネを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

5月15日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウワラックに1馬身の差をつけて優勝

6月12日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフラットアウトを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノカドモスを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた24戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5歳（2005年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清原良太騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で清原良太騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で清原良太騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で清原良太騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で清原良太騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で清原良太騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で清原良太騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で清原良太騎手（10戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で清原良太騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で清原良太騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で清原良太騎手（13戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で清原良太騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。