テイエムトビオー（2001年生、母タルミズベッピン）

テイエムトビオー（2001年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したタルミズベッピンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月12日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月16日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2004年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月4日、中6週で迎えた8戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトアラオに約13馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルスリルに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセパージュに7馬身の差をつけて制した。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中0週で迎えた12戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムワールドから2馬身差の2着に敗北した。

10月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルヨシイケに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月23日、中3週で迎えた15戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムムサシに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2005年）

1月1日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。